地域の取り組み事例

山梨県北杜市

北杜市役所 産業観光部 観光課

ブランド米“梨北”稲絵観て楽しんで、食べて遊んでまるごとおいしく味わって

  • みどころ
  • 観光モデルコース
  • 2019
  • 2018

11年目の開催となる「稲絵アートフェスティバル」、今年のテーマは「八ヶ岳の縄文文化」です。
北杜市は2018年に「星降る中部高地の縄文世界」として、山梨県・長野県の14市町村とともに「日本遺産」に登録されました。
八ヶ岳を中心とした中部高地には、縄文時代の希少な黒曜石鉱山があります。黒曜石とは火山が生み出した天然ガラスのことです。信州産のものは良質で加工もしやすく、矢尻やナイフなど多彩な石器づくりの材料として当時の人々に好まれ広く利用されていました。標高1500メートルを超えるこの周辺の高原地帯は、掘り出された黒曜石の欠片が一面に散らばりキラキラと輝く様から“星降る里”と言い伝えられてきました。また麓の村からは森に生きる動物や草木を描いた土器や土偶が出土しており、その芸術性の高さや山の幸に恵まれた縄文人の豊かな営みを感じることができます。日本の中心に位置するこの地へ、東西より質の高い黒曜石を求めてやってきた人々が出会う場として繁栄した当時の様子を伝えています。
田んぼアートのデザインは、昨年同様、地元の小・中学生から募集し、審査により大賞を受賞した作品を採用しました。稲絵アートの会場からは、美しい八ヶ岳と日本一の富士山を望む壮大な景色をお楽しみいただけます。
近隣には「三代校舎ふれあいの里」があります。昭和60年に閉校となった旧津金学校の明治・大正・昭和のそれぞれの時代を象徴する建築の3校舎が立ち並び、観光スポットへと生まれ変わり人気を集めています。明治校舎は歴史資料館やカフェへ、大正校舎は新築復元されてそば打ちや農業など各種体験施設「大正館」に、そして昭和校舎は新しく建て替えられイタリアンレストランと宿泊施設を備えた「おいしい学校」となっています。
また「南八ヶ岳花の森公園」ではさくらんぼ狩りや夏野菜の収穫体験ができます。

南アルプスの麓に位置する北杜市は、ミネラル豊富な清流水が“名水の里”として知られています。また日本トップクラスの日照時間や、標高の高い盆地特有の激しい寒暖差など恵まれた自然条件の中で育まれたブランド米“梨北”は、食味ランキングで5年連続「特A」に選ばれるなど、米どころとしても知名度を上げています。
2007年より「稲絵アートフェスティバル」の名で開催されている同市の田んぼアートは、2014年・2016年・2017年に市の鳥に指定されている「フクロウ」の親子が成長する姿を三部作として描くなど、地域行事として着実に発展してきました。
今年は小学生を対象としたデザインの公募を行い、応募作品の中から絵本作家など数人の審査により「ヤマネ」をモチーフにしたデザインが大賞作品に決定しました。ヤマネは日本の固有種及び天然記念物で、環境省のレッドリストに純絶滅危惧種として指定されており、市全体で保護するという観点から市の小動物に選定されています。
見頃は7月上旬から8月上旬で、会場北にある高さ5メートルの土手から、南アルプスの雄大な景色とともに木から顔を覗かせるヤマネのかわいらしい表情が田んぼに浮かび上がる光景をお楽しみいただけます。また稲絵アートの写真にハッシュタグをつけてSNSに投稿するフォトアップコンテストも企画されています。

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サントリー白州蒸溜所・サントリー天然水南アルプス白洲工場
美しく豊かな自然に囲まれた敷地内に、サントリーウイスキー蒸溜所とサントリー天然水のボトリング工場が併設されています。蒸溜所ではウイスキーの製造工程が見学でき、希少なモルトウイスキー原酒がテイスティングできる有料ツアーも開催されています。さらに世界でも珍しいウイスキー博物館やレストランとショップもあります。また名水の地で育まれた「南アルプスのサントリー天然水」の製造工程見学と、天然水の試飲が無料で楽しめるガイドツアーが開催されています。
2
まきば公園
八ヶ岳南麓の県立八ヶ岳牧場の一部を開放してつくられた公園です。南アルプス、秩父連山、富士山を見渡す大パノラマが広がる大自然の中には、羊や牛と触れ合える牧草の広場、水遊び広場、野鳥の森広場があります。季節の花が咲くのどかな牧草地の中には、甲州牛・高原野菜・牛乳やワインなど日本を代表する山梨のこだわり食材を使ったレストランや売店もあり、大自然を堪能しながら1日中のんびりと寛ぐことができます。
3
キープやまねミュージアム
国の天然記念物である「ニホンヤマネ」をテーマとして、ヤマネの紹介と保護を目的とした日本で唯一の博物館です。写真やぬいぐるみを直接手に触れて楽しむことができる展示方法を中心として、最新の研究結果を活かしながらヤマネについてわかりやすく紹介しています。ヤマネは夜行性のため通常は生態展示を行っていませんが、冬季に限り冬眠中のヤマネを見ることができます。自然と触れ合える多彩な体験プログラムと、ロッジ・コテージ・レストランやキャンプ場などを有する宿泊研修施設「清泉寮」の広大な敷地の中にあります。

北杜市役所 産業観光部 観光課

アクセス

山梨県北杜市高根町箕輪新町1022番地・1023番地の田んぼ
(中央自動車道「須玉IC」降車、国道141号線を長野県方面(清里方面)に進み約15分)
峡北広域行政事務組合消防本部・北杜消防署高根分署の向かい
※会場より北に50メートル先の国道141号線沿いに駐車場あり
お問い合わせ
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/kankou_inae_inaeart2019.html